スタット溶接に代わる新技術「圧入(カシメ)」加工でコストダウン
2024年7月3日 公開
技術
「圧入(カシメ)加工」
圧入(カシメ)とは、金属の板に金属をしっかりと繋ぎ合わせる接合加工です。アメリカ発の新技術で、溶接とは異なり、「かしめ機」で圧をかけて加工します。
縦埋めして塗装することで、外観もかなり美しくなります。
圧入(カシメ)の一番のメリットは、溶接よりもコストが安いこと。それが徐々に知られるようになり、スタット溶接から圧入(カシメ)に移行するメーカー様も増えています。
ただ、株式会社都留ではスタット溶接の自動機があるため、スタット溶接も実は非常に安価で行えます。
かつて一つひとつを手作業で行っていた溶接は、自動機の登場により、【より早く・より正確に・よりしっかりと】溶接できるようになりました。
圧入(カシメ)も、かつては一つひとつをハンマーで叩いたり、ベンダーという金属を曲げる機械で加工していたため、ずれたり倒れたりといった安定感に欠ける部分がありましたが、かしめ機の登場により、【より早く・より正確に・より美しく】加工が行えるようになりました。
▼かしめ機での加工工程はこちらの動画をご参照ください。
※大きな音が出ますので、音量にお気を付けください。