スポット溶接の品質不良「4大条件とは」
2010年5月14日 公開
/ 2021年2月25日 更新
技術
スポット溶接シリーズ その5です。
基礎編 5
日常の作業で多いのがこれ。
上から下にチップを通って流れなければいけない電流が、 他の箇所と物理的に接触してしまっている為に電流が他からも流れてしまって、 チップ部分に必要な電流が流れない事。
対策としてアームやチップに当たってしまう所に絶縁テープなどを巻くこと。
糊が付いているテープは熱で溶け気味になってしまう為、
シリコン系のテープが良く使われます。(水止め用のシールテープなど)
ここでスポット溶接作業の4大条件①電流②加圧③通電時間④電極(チップ)があります。
それぞれのバランスが大事ですので基本的な知識とデータ取り、試験が重要となります。