2021年1月21日 公開
2021年4月30日 更新
ウェルドナット溶接・スポット溶接の半導体製造装置カバー
焼けないスポットでねじ山のいたみ無し、溶接工程改善
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強度1.5倍
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溶接工程大幅短縮
課題
- ナットの溶接焼け焦げがあり、サンダー掛け、歪み取りの工程が必要。
- ねじ山のいたみもあり、後でリタップも必要。
解決!
強度UP、工程大幅改善
新鋭機の高速電源スポット溶接機(向洋技研製)の導入により
- ナットの溶接焼け焦げ無し
- ねじ山の傷み無しで強度は従来の1.5倍に、リタップの必要なし
仕様・データ
- 材質
- SUS 304
- 板厚
- 1.0t
- 公差
- 一般公差範囲内
- ロット
- 1~1,000個
ウェルドナット(溶接ナット)は、自動車のボディシェルのように、金属の板を複数合わせた構造を持つものには、接続のナットが必要です。しかし、薄い金属板はタップが切れないため,他の部品同士をつなぐ方法がありません。溶接ナットは、金属板に溶接するもので薄板にも使用でき、一度取り付ければ他の部品との脱着もしやすいのが特徴です。
また、溶接ナットには複数の種類があり、それぞれで特徴が異なります。耐久性や溶接のしやすさも変わりますので、取り付ける板金の厚さや大きさに応じて選ぶことが重要です。
一般的に「六角」「四角」「T型」が使われることが多いです。